アンティグアの産地の特色は、東側にアグア火山、西側にフエゴ火山とアカテナンゴ火山という、3つの山に囲まれた渓谷になっております。
アンティグアの土壌はフエゴ火山が噴火した際の火山灰土壌で出来上がっており、鉱物資源が豊富に含んだ肥沃な土壌です。
渓谷になっているため、低い湿度、強い日射、昼夜の寒暖差もあります。
その上、火山灰土壌ゆえに水はけが良く、土壌は常に乾燥しているため、その極度の乾燥状況がコーヒー豆に過度なストレスを与え、非常に甘みを強くします。
ただ一方で、降雨量が少ないがゆえの灌漑設備の活用や、比較的首都圏に近い土地柄によるピッカーなどの人件費も高く、他のエリアよりも栽培コストが高くなる背景があります。
サン・セバスティアン農園はアンティグアの中でも歴史が古く、1700年代後半からコーヒー生産に携わる名門ファジャ家が保有する複数農園のひとつです。
その農園の中でも、標高1,750m付近から上の区画で収穫されたブルボン種のみを厳選、甘く香ばしい香りが特徴です。
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