例年人気を博し、欠品と相成っておりましたコスタリカ アキアレス農園を21/22クロップでも、皆様にお届けいたします。
アキアレス農園は、主に標高900m~1,400mの斜面一体に広がっており、日本向けに入荷するロットは、標高1,200m以上の区画のみを厳選し扱っております。
この商品はさらにその中でも上層部である、標高1,350m以上のほんのわずかな区画のみでとれるチェリーを厳選した特別商品となります。
21/22クロップでは天候不良の影響が大きく、昨年比で収穫量が40%減となってしまう厳しい事態に陥っております。
収量が落ちたことにより、営農コストを賄うためにkgあたりの単価が上がっており、円安も相まって昨年と比べ大幅に価格が上昇しております。
皆様にはご迷惑をお掛けし申し訳ございません。
そのような中、購入量は限られたものの、長年取引のある日本向けの在庫を最優先に確保して頂き、皆様にお届けすることができております。
皆様にはご不便お掛けし申し訳ございませんが、何卒ご理解、ご協力の程よろしくお願い申し上げます。
農園名のアキアレスという言葉は現地語で「島」という意味です。
農園内には、3本の大きな川を始め、4つの湧き水、31の小水路があり、空から見ると川が土地を分断 し島のように見えるため、このような名前がつけられました。
美しい自然風景と、地域に支えられる暖かな雰囲気が、農園全体を覆っております。
豊富な湧き水はコーヒーの木々に潤沢な灌漑水を提供、コーヒーの精選工程で発生する汚水や生活廃水もきちんと浄化され還元されており、まさに「水と生きる農園」と言っても決して過言ではございません。
農園内の105haは熱帯雨林に覆われており、2003/2004年産からという非常に早い時期よりRA認証を取得。
2012年にはRA農園の中でも森林破壊や農業生態系の破壊を防ぐことに努め、地域の環境や気候に対して特に配慮している農園に認められるRainforest Alliance Climate Module(Friendly)認証をコスタリカで初めて取得しました。
アキアレス農園は地球環境に対する配慮だけにとどまらず、公的資金をうまく取り入れて地域コミュニティに還元しており、農園経営の一つのモデルケースとして成功しています。
農園が提供した敷地内には学校、幼稚園、住居、病院等があり、建物自体は保険省や大統領名での寄付等で建設されております。
学校や幼稚園の運営費も住民の寄付を柱としており、特に農園で働く人たちにとっては、近くに子供を預けられるが故、安心して働ける仕組みにもなっています。
またアキアレス地域には426軒の住居、1,500人の住民が暮らしていますが、住民の内95%が持ち家であり、この住居用の敷地も、アキアレス農園の寄付によるものです。
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アキアレス農園紹介動画