2021年初春より試験的に新規取り扱いの“バレルエイジド”コーヒーですが、初回は早々に完売というご評価を頂きました。
コロンビア国内で提携する2農園のスペシャルティーコーヒーを調達し、世界で2か国のみで生産される希少なオークで出来ているバレルを使用。
同国でポピュラーなラム酒の樽で"エイジド”することで上質な香りが付与され、特徴的な商品となっています。
こちらのコーヒーはコロンビア中西部、カルダス州に位置するクエカスコーヒーにて作られております。
クエカスとは、ラム酒を醸成するバレルの素材となっているオークの学名であり、有名な探検家であり自然主義者のアレクサンダー・フォン・フンボルトによって名付けられました。
彼の理念に共鳴し、同社は利益の一部を森林保護、アンデス地域で近年危惧されているサステイナブルなコーヒー栽培支援のプロジェクトに投資するなどの取組を行っています。
今回ご紹介するのはそんな同社で製造されております、ラム酒樽でエイジドされたコーヒーになります。
バレルエイジドといえば、以前Coffee Networkでもシェリー樽のエイジドコーヒーを出品したこともありますが、その際は国内で生産、そのクオリティーは十分ながら持続性や一定のクオリティー管理はかなり難しいものがありました
また、違う産地からの買い付けを検討するにあたり、強烈な香りがする一方、コーヒー豆そもそもの品質が良くない、といったケースがあることもまた事実でした。
その点、本商品にて使用される生豆は同社の家族が経営するスペシャルティー農園の2農園(今回も前回と同様ラ・プリマヴェーラ農園。標高1,700~1,900mにて収穫されたカスティージョ ウォッシュド)と提携したれっきとした上質な生豆を使用。
コロンビアで農園までトレースが取れる“シングルオリジン”であるうえ、ラムバレルエイジドによる特徴的なフレーバーの後に表出する、生豆そのものの品質にも十分な素地が確認できたことで今春入荷を開始、今回第2弾で数量も大幅に増加しご用意いたしました。
エイジングはコロンビアで広く嗜まれるラム酒を醸成する際に使用される、世界に2か所のみで製造される希少なオークで出来ているラム樽を使用。
樽に生豆を投入し、約三か月かけ専門家指導の下、エイジングを行います。
このプロセスでじっくりと時間をかけることにより上質な香りが付与され、深煎りにしてもラムの特徴的なフレーバーが消えることなく、クリーンで贅沢な一杯を生み出しているのです。
また、本商品の特筆すべき点として、強烈な香りを内包しながらもバランス良く仕上がっているという点を挙げることができます。
デイリーユースとしてはもちろんですが、何か特別なひとときや、夕刻以降のリラックスタイムでの贅沢な一杯にピッタリな商品となっております。
風味を逃がさぬよう10kg真空パック×2の20㎏カートンでご用意、ラインナップのなかでは比較的高単価とはなりますが、その価格でも試す価値がある商品となっておりますので、その高貴な香りや完成度をぜひお楽しみ下さいませ。
※希少品につき、サンプルは数量限定となっております。 また、より多くのお客様にご検討いただけるよう、サンプルは1社様につき100g1つのみの送付とさせていただきます。 何卒ご了承のほどよろしくお願いいたします。